[Excel]「姓」と「名」をつなげて生徒名票を作る!

2020-03-27

 4月は紙、データ問わず様々な場面で生徒名票が必要になりますね。学校のパソコンで生徒のデータを探したときに「姓」と「名」が分かれていて「フルネームだったらいいのに」と思ったことはありませんか。Excelを使えばフルネームの名票が簡単に作れます。やり方を見ていきましょう。

生徒の名前データを用意する

だいたいどこの学校にもこんな感じのデータがありますよね。

1人目のフルネームデータを作る

まずは「愛知豊太郎」君です。どこでもいいので空白のセルをクリックし、上部の数式バー( ∱x の横の白い部分)に

= 「姓」のセル番地 & 「名」のセル番地

と入力しましょう。
(「セル番地」とは、B2とかG5と言ったような、列番号と行番号の組み合わせでセルの場所を示したものです)

愛知君の場合は =B2&C2となりますね。エンターキーを押すと下の画像のようになります。

あっという間にフルネームの完成です。

式をコピーして名票を完成させる


 先ほどつくった「愛知豊太郎」君のセルの右下に■マークがあるのが見えるでしょうか。
 これを下にピーッと引っ張って、式をコピーしましょう。


こんな感じになっていれば成功です。

以上でフルネームの名票は完成です。

数式を含むデータを扱うときの注意点

今回作ったデータは、例えば1番の生徒の場合「愛知豊太郎」という文字データではなく、「B2とC2のデータを横に並べた文字列」という数式データです。他のファイルやコンピュータでこの名票を使うときにそのまま貼り付けると数式のみがコピーされます。そうなると、式はあるのに呼び出すデータがないためエラーが出ます。

こういう事態を回避するため必ず「貼り付けのオプション」で「値」を選択するようにしてください。

これで名票作りも楽勝ですね!