教室で使うタイマーはこれしかない!
「良い授業」にかかせないのは、なんといっても「テンポ感」ですよね。
生徒の活動をコントロールするために、授業中にタイマーを使っている先生も多いと思います。でもそのタイマー、本当に役に立っていますか?
「カウントダウンだけじゃなくてカウントアップもできたら…」
「後ろの席の生徒からも見えるタイマーがほしいな」
とお考えではありませんか?
今回は私がいくつかタイマーを使ってきた中で、イチオシの商品を紹介します。
Molten デジタイマチャレンジ(UD0010)です!
「タイマーなんてどれも同じじゃない?」「時間が測れたらいいでしょ」と思っているひとにこそ使ってもらいたいタイマーです。以下に特徴を紹介します。
https://amzn.to/3eUVgGQとにかく見やすい


上の画像を見てください。2リットルのペットボトルと比べてもそれほど大きさが変わりません。また、文字部分がオレンジ色に点灯するので、背景の黒とのコントラストが大きく、視力の悪い生徒でも視認しやすくできています。(写真が暗くてすみません)
カウントアップ(ストップウォッチ)機能
「今から3分間〇〇をしましょう」とか「制限時間は××分です」という指示を出すときに便利なカウントダウン機能。これはどんなタイマーにもついています。
それでは「この問題が何分でできるか試してみましょう」とか「この文章を何秒で音読できるでしょうか」といった指示を出したいとき、皆さんはどうしているでしょうか。「前の時計で0秒になったらスタートな。用意…スタート!」などとやっていませんか。これでは生徒も気が散りますし、ずっと時計を見ていないと1分経っているのか2分経っているのか分からなくなることもあります。作業中に時計をずっと見ているというのは本末転倒ですよね。
Molten デジタイマチャレンジなら、そういった心配はありません。児童生徒は自分の作業が終わった時に目を上げて何秒(何分)かかったか記録すればよいだけです。
※「ストップウォッチ機能」とありますが、計測できるのは1秒単位です。
マグネット付き

背面に2か所、強力なマグネットが付いています。黒板やホワイトボードに取り付けることができるので、教卓の上で邪魔になることがありません。こういうのって地味に嬉しいですよね。
フックをかけるくぼみもありますが、不安定になりそうで怖いのでつかったことはありません。
それから本体底部にはカメラの三脚に取り付けることができるネジ穴があります。屋外での使用には便利かもしれません。持久走の周回タイム計測とか。
落としても壊れない!
さすがにスポーツ器具メーカーのモルテン製だけあって、頑丈に作られています。
マグネットが強力なので自然に落ちることはありませんが、手が滑って床に落としてしまったことが2回ほどあります。でも何事もなかったかのように今も動き続けています。頼もしいことこの上ない。製品周囲のオレンジ色部分が硬質ゴムのような素材なので、衝撃をいくらか吸収してくれるのでしょう。
※どんな条件で何回落としても壊れないことを保証するものではありません。扱いは丁寧に。
悪い所はないのか?
ここまで良い所ばかりを書いてきているので「そんなうまい話があるか」「悪いところもあるだろう」と思われる方もいると思いますので、あえていくつか欠点?も挙げておきます。
値段が高い!
これだけはどうにかならないものかな、と思いますね。自分はもう買ってしまったので今さらなんですが、これから買おうという人にとってはこの値段は結構大きいハードルになるのではないかと思います。定価はなんと22,000円(税込み)です。最安値でも新品なら15,000円くらいはしますね。多くの人は「たかがタイマーに2万円か…」と思うと思いますが、間違いなくそれだけの価値はあります。
キャリングバッグが別売り
「ケースなんかいらん」「出しっぱなしだから構わない」という人なら問題ないと思いますが、職員室から教室に毎回運ぶのであればバッグは付属品として欲しいところですよね。しかもこのケースがまた結構高い。まぁたかが黒い布のバッグなので、100均のものでも十分ですが。
電池駆動に対応していない
3mのコードが付いたACアダプタが付属しているので教室での使用には全く問題ありませんが、体育館や屋外で使用するときには延長コードが必要になります。
最後に
いかがでしょうか。「たかがタイマー、されどタイマー」です。
キッチンタイマーに比べ高価ですが、使いやすい道具を使うことで自分も生徒もモチベーションが上がり、より良い授業を作ることができると思いますよ。
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