教員よペンギンになれ!

(イラスト提供:へのへのさん)

ただのペンギンでは意味がありません。「ファーストペンギン」になるのです。

 

卒業式の日は7時に出勤するのが当然??

先日Twitterで驚くようなツイートを見たので引用します。

「よく考えたらおかしいよね」とありますが、よく考えなくてもおかしいです。

「いつも通り」出勤した先生を「管理職が呼び出し」て「なんで7時に来てないの?」と叱責する。

どう考えても異常です。

春先生(ツイ主)の投稿を見る限りでは特に7時からの仕事を当てられていたわけでもないようです。しかも「すみませんでしたは?」なんて、幼児じゃないんだから…。

教員には「勤務時間」が定められており、その時間帯以外に労働をさせることはできません。

どうしても勤務時間外に働かせる必要があるのなら、超過分は早めに帰らせるなどの「勤務時間の割り振り」が必要になります。この程度のことは管理職なら当然知っているはずなのに、一体この「管理職」は何を「管理」しているのでしょうか。

教員の世界に残る悪習

教員の世界には様々な悪習が根強く残っています(全ての学校という訳ではありません)。

初めて勤務する学校に手土産を持参したり、

仕事で使う文房具を自腹で買わなきゃいけなかったり、

勤務時間外にやったことない部活の「指導」を無賃でやらされたり。

悪習を断ち切るには

これらの悪習を断ち切るためには、教員自身が毅然とした態度で「こんなことはおかしい」と声を上げていかなければなりません。管理職や教育委員会、文部科学省がどうにかしてくれる、ということは絶対にありません。教員が「自発的に」やってくれた方が彼らには都合が良いからです。

でも、周りの多くが「皆やってることだから…」とか「今までもそうしてきたから…」と言った思考停止状態だったら、自分だけが違うことをするのは尻込みしてしまいますよね。

「ファーストペンギン」って知ってる?

しかし何事にも「言い出しっぺ」は必要です。「ファーストペンギン」という考え方があるのをご存知でしょうか。

「ファーストペンギン」とは、集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼びます。

日本の人事部

理不尽な管理職に(人間関係を崩さない程度に)反論する、手土産については知らぬ存ぜぬで通す、自腹は切らない、部活はやらない。

ちょっと勇気のいる部分もあると思いますが、周りの人も実は「おかしいんじゃないか」と思っていたりします。日本人は空気を読むのが得意な人が多いので、なんとなくおかしいと思ってもそれを口に出さず周りに合わせて行動しているのです。

もちろん集団の中で他と違う行動をとることにはリスクもあります。しかし人間とペンギンは違います。ペンギンなら天敵に食べられてしまうこともあるでしょうが、人間なら多少空気が悪くなるくらいですみます(笑)そしてそれも一時的なものです。

それよりも、あなたの行動が周りに与える影響を考えてみてください。「自分がやらないと周りが困る」とかではありませんよ。本来やらなくて良い業務をあなたが「当たり前に断る」ことで、あなたの周りの人も「やらなくていいんだ」「断っていいんだ」と気づくことができるのです。

あなたの勇気ある行動が教員の労働環境を大きく改善することにつながるとしたら、多少のリスクを取るぐらいなんでもないことだと思いませんか?

教員の皆さん、ペンギンになりましょう!

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